大沼郡三島町
福島県立宮下病院
-
病院の特徴
県立病院では、公的医療機関として、県民の皆様に寄り添った医療サービスを提供しています。職員は公務員(県職員)となり、福利厚生や職員研修など充実したバックアップ体制で、職員のキャリアアップを応援しています。
県立宮下病院は、奥会津4町村を診療圏として「地域に密着した心ある医療の提供」を基本理念に、へき地における医療の確保を担っています。地域での連携を大切にし、高齢者の多いこの地で、地域に密着した医療サービスを提供しています。その一環として、患者送迎バスの運行、訪問診療、訪問看護、地域での健康講座を実施し、必要とされる場所へ積極的に出向き、地域で信頼される病院としての役割を果たしています。基本理念を基に、私たち看護部は地域で必要とされる看護師を目指し、必要な研修や研究に積極的に参加し、自己研鑽に励んでいます。スタッフ各自が自己の役割を認識し、地域に密着した看護を実践しています。
当院のある三島町は「日本で最も美しい村」の一つに認定され、只見川が町の中央を流れ、美しい山村の風景が残る町です。昔ながらの風景の中で人とのつながりもほっとできる病院です。
-
病棟紹介
病棟スタッフ22名です。入院患者のほとんどが高齢者や介護度の高い患者さんです。治療の場だけでなく、毎日の生活の場と考え看護しています。
-
出前講座
看護師だけでなく病院全体で地域住民の健康増進に取り組みました。各町で455名の方が受講されました。
-
癒しの空間
正月の飾りつけから始まって、四季折々の癒し空間を作ります。ひな祭り、七夕、クリスマスと年3回のコンサートを行い患者さんと一緒に癒しをいただいています。
-
施設との合同会議
町の施設職員、居宅介護事業所職員の方と、患者さんの情報交換や問題の検討を行い、病院、自宅、施設と地域の中で患者さんを見守る流れを作っています。
病院データ
- 開設年月
- 1951年11月
- 病院長
- 浅野 宏
- 看護部長
- 木村 幸子
- 病床数
- 32床
- 職員数
- 51名(うち看護職員31名)
- 看護方式
- 固定チームナーシング
- 外来患者数
- 57.9名(1日平均)
- 入院患者数
- 13.6名(1日平均)
- 看護配置
- 一般病棟10:1
- 診療科目
- 内科、外科、整形外科、耳鼻咽喉科、 精神科(心身医療・もの忘れ外来)、皮膚科、ペースメーカー外来
アクセス
〒969-7511 大沼郡三島町大字宮下字水尻1150
TEL 0241-52-2321
FAX 0241-52-3133
お問い合わせ
ここに掲載の情報は、福島県保健福祉部医療人材対策室が発行した
「看護職のための病院ガイドブック」が基になっております。