福島市
社会医療法人 一陽会
一陽会病院
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病院の特徴
当院は、初代院長が1959年(昭和34年)に「患者さんや家族に希望を与える病院を作りたい」という考えで創立した、福島県北部に位置する精神科・心療内科の専門病院です。現在、精神科救急・急性期医療を推進する社会医療法人として急性期治療病棟を運営、統合失調症やうつ病、さらに適応障害や不安障害などの患者さんの治療にあたっています。新規入院患者さんの3ヶ月以内での退院と地域生活への移行期支援に多職種連携で取り組み、デイケアでのリワークプログラム(職場復帰支援プログラム)、うつ状態の方を対象にした集団認知行動療法、就労支援プログラムなどを展開し、患者さんのリカバリー、個々の目標達成を重視した支援に努めています。
看護部では2013年4月から看護部長と、看護スタッフの教育・実践力の強化を担う教育部長との2名体制での運営を開始し、新人の育成と中堅看護師の実践力強化に取り組んでいます。また2018年度からは、退院支援と地域生活支援を継続的に提供できる体制にするため、看護職と精神保健福祉士を同じ部門に編成し「看護・福祉部」となりました。病棟の看護スタッフは、患者さん・ご家族との関係形成とセルフケア力を重視しながら、精神保健福祉士と協働して退院支援を行い、退院後のフォローアップで訪問スタッフと連携する等、利用者のニーズに対応した看護を展開しています。
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病棟の工夫
1階~4階まである病棟の中央部は、吹き抜けになっており、季節の変化が感じられるよう工夫されています。
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保護室エリア
精神科病院の閉鎖病棟にはつきものの保護室も、外部の刺激から守られている…と、患者さまやご家族に感じてもらるよう木目調になっています。
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チーム医療を提供する体制
当院では患者さんの通院医療と入院治療を担い、患者さん自身とご家族が必要としている支援に応えられるよう、医師や看護師をはじめとする様々な専門職、事務や施設管理を担う職員が力を合わせて医療サービスを提供しています。
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看護職員研修の演習室
看護技術演習(採血・注射・導尿など)や、身体拘束や心肺蘇生法の練習ができるよう演習室を確保し、身体ケアの手技に不安を感じる新卒看護師や現任者の学習を支援しています。
病院データ
- 開設年月
- 1959年7月
- 病院長
- 寺山 賢次
- 看護部長
- 佐藤浩一郎
- 病床数
- 151床(病棟:3単位)
- 職員数
- 155名(うち看護職員77名)
- 看護方式
- プライマリーナーシング
- 外来患者数
- 112名(1日平均)
- 入院患者数
- 131名(1日平均)
- 看護配置
- 精神科急性期治療病棟13:1
精神一般病棟15:1 - 診療科目
- 精神科、心療内科
アクセス
〒960-8136 福島市八島町15-27
TEL 024-534-6715
FAX 024-531-0427
お問い合わせ
ここに掲載の情報は、福島県保健福祉部医療人材対策室が発行した
「看護職のための病院ガイドブック」が基になっております。